2016年にスウェーデン医療技術・医療福祉評価局が「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)に関する『SBUレポート』(外傷性の揺さぶり)」を公表しました。この『SBUレポート』は、マスメディアによる報道とも相まって、児童相談所や捜査・司法機関などさまざまなところに影響を与えています。このレポートに対して、世界の多くの学会(日本では公益社団法人日本小児科学会が含まれています)が、連名で『乳幼児の虐待による頭部外傷(AHT:Abusive Head Trauma)に関する共同合意声明』を発表しています。今回、JaSPCANでは、情報提供の一環として、この声明の抄録が掲載されている日本小児科学会のサイトへのリンクを行いましたのでご案内いたします。