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学術集会

次回学術集会

「第27回かながわ大会」

第27回かながわ大会

↑リーフレット (ダウンロード用) (12.14更新)

会期:2021年12月4日(土)~5日(日)ハイブリッド開催
会場:パシフィコ横浜ノース
大会長:清水直樹
実行委員長:川﨑二三彦
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次々回学術集会

「第28回ふくおか大会(仮称)」

会期:2022年12月10日(土)~11日(日)
会場:福岡国際会議場

学術集会

「第26回いしかわ金沢
大会」(終了)

会期:2020年11月28日~29日
大会ホームページ

 日本子ども虐待防止学会(Japanese Society for Prevention of Child Abuse and Neglect; JaSPCAN)は四半世紀前に、子どもの虐待をなくしたい、止めたい。防ぎたいと思っていた様々な職種の人々が集まって研究会として発足し、後に学会となりました。ですので、学際的(multi-discipline)であることが当学会の特徴の一つです。子ども虐待の防止やそれへの対応は一分野だけでは困難であり、現場でも、常に連携が求められているからです。また、JaSPCANは子どもの虐待を防止するという社会的な目的を持った団体ですので、学術的な進歩を求めつつも、社会的な活動にも重きを置いた団体として活動してきました。最近では、多くの学会が象牙の塔にこもるのではなく、社会的活動を行うようになってきましたが、当時はその意味でもユニークな学会だったと思います。

 JaSPCANの学術的、社会的活動はこれまでの子ども虐待対策に少なからず寄与してきました。この25年の間に子ども虐待対策は大きな発展を遂げてきたと言ってもよいでしょう。特に、平成28年の児童福祉法改正では、その理念として「子どもの権利」の保障が打ち出され、さまざまな改革がなされ、虐待対応は新しい時代に入ったとも言えます。しかし、残念ながら、子ども虐待は減少せず、社会が強く心を痛める、救えるはずの子どもが救えないという現実があります。実際に現場では、未だに、大きな改革が必要な状態です。つまり、JaSPCANの必要性は少なくなるどころか、学術的に明らかにすべきこと、社会的活動など、為すべきことが増加しているとさえ言えるでしょう。

 近年、理事長として、JaSPCANは「子ども虐待」を通して、「子どもの権利」を考えることが必要となってきていることを痛感しています。これまでは、虐待されている子どもを家から救い出すこと、虐待を予防するための親への支援に重点が置かれてきました。しかし、子ども虐待とは子どもへの権利侵害であることを考えれば、子どもの権利が保障されているかが重視されなければなりません。分離された子ども、在宅でケアされている子どもの権利が本当に保障されているのかが問われています。子ども達の声を聴き、社会が子どもの権利を守り切るという強い信念を皆で確認しあうのもJaSPCANの使命と考えています。

 子どもたちの幸せを求めて、学術的にも、社会活動においても、JaSPCANの仲間とともに歩を進めていきたいものです。

一般社団法人 日本子ども虐待防止学会
理事長 奧山眞紀子

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